Ankiは間隔反復アプリの定番として長年使われていますが、初めて触ると「デッキ」「ノートタイプ」「カード」といった用語が並び、どこから始めればいいか分かりにくい部分があります。
この記事では、Ankiの基本的な使い方をステップごとに説明したうえで、同じ間隔反復の仕組みをもっと簡単に始められる代替アプリFlashiも紹介します。
Ankiの基本的な使い方
ステップ1: デッキを作成する
Ankiを開いたら、まず「デッキを作成」を選び、名前を付けます。「英単語」「JLPT N3」のように、覚えたい内容ごとにデッキを分けるのが一般的です。
ステップ2: ノートタイプを選んでカードを追加する
Ankiでは、「ノート」という単位で情報を入力し、そこから「カード」が自動生成されます。最もシンプルなノートタイプは「基本」で、表面(質問)と裏面(答え)を入力するだけです。
「+」ボタンから新しいノートを追加し、単語や表現、その意味を入力していきます。この作業は手動になるため、大量の単語を登録する場合は時間がかかります。
ステップ3: 「学習」ボタンから復習を始める
デッキ画面で「学習」を選ぶと、その日に復習すべきカードが表示されます。カードの表面を見て、答えを思い出してから、裏面をタップして確認します。
ステップ4: 理解度を評価する
答え合わせのあと、「もう一度」「難しい」「普通」「簡単」の中から自分の理解度を選びます。この評価に応じて、次にそのカードが出題されるタイミングが自動的に計算されます。これがAnkiの間隔反復(SM-2アルゴリズム)の核心部分です。
ステップ5: 毎日継続する
Ankiの効果は、毎日の復習を継続することで発揮されます。新しく追加するカードの枚数と、1日の復習上限はデッキ設定から調整できます。
Ankiの使い方でつまずきやすいポイント
| つまずきポイント | 内容 |
|---|---|
| ノートタイプの選択 | 最初は「基本」で十分だが、種類が多く迷いやすい |
| カード作成が手作業 | 単語リストを一枚ずつ手入力する必要がある |
| iPhoneでは有料 | AnkiMobileの購入が必要(AnkiWebで代用も可) |
| 復習設定の細かさ | 新規カード数・復習上限などを自分で調整する必要がある |
これらは、Ankiに慣れれば大きな障害ではありません。ただし「今日から単語を覚え始めたい」人にとっては、準備の段階で時間がかかることがあります。
もっと簡単に始めたい場合: Flashi
Flashiは、Ankiと同じ間隔反復(SM-2ベース)を採用しながら、カード作成をAIに任せられるiPhone向けアプリです。
Ankiでは1枚ずつ手動で入力していたカード作成が、Flashiでは覚えたい単語リストやテキストを貼り付けるだけで完了します。ノートタイプの選択や復習設定の調整も不要で、アプリを開いたその日から復習を始められます。
| 項目 | Anki | Flashi |
|---|---|---|
| カード作成 | 手動入力が基本 | AIによる自動生成 |
| 間隔反復 | あり(SM-2) | あり(SM-2ベース) |
| iPhoneでの価格 | AnkiMobileは有料 | 基本無料(Pro機能は有料) |
| 設定の手間 | ノートタイプなど要理解 | アカウント不要ですぐ開始 |
| 共有デッキ | 豊富にある | 自分のデッキ作成が中心 |
Ankiの共有デッキやカスタマイズ性を活かしたい場合はAnkiが向いていますが、シンプルに素早く単語帳を作って復習を始めたい場合はFlashiが実用的な選択肢です。
Ankiの操作全般についてさらに詳しく比較したい場合は、Anki iPhone 無料代替アプリのページも参考にしてください。
まとめ
Ankiの基本的な使い方は、デッキを作り、ノートを追加し、毎日「学習」から復習して理解度を評価する、というシンプルな流れです。ただし、ノートタイプの理解やカードの手入力には慣れが必要です。
同じ間隔反復の効果をもっと手軽に得たい場合は、AIがカード作成を代行してくれるFlashiのようなアプリも選択肢になります。
Flashiを無料でダウンロードして、覚えたい単語リストを貼り付けるだけで、最初のデッキを数秒で作成できます。